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試作品

みんなが応募してくれたアイデアがビールになりました。
この中から新しい商品が生まれます!!

Dandelion Beer

再生停止

口に含むと凝縮された思い出が色鮮やかに甦る…!
そんなビールを造りたいと思いました。

文字が読めるようになってからずっと、本は私を未知の世界への旅に連れていってくれています。現実ではないけれど、頭の中では実体験として記憶に刻まれている本の世界。未知の景色や素晴らしい冒険。
中でも一番素敵なのは、味わったことのない料理を想像で味わうこと!

この企画を知った時、真っ先に頭に浮かんだのがSF作家レイ・ブラッドベリ著「たんぽぽのお酒」という本の中にでてくるお酒でした。

本の中ではこんな風に描かれています。

「たんぽぽのお酒」

この言葉を口にすると舌に夏の味がする。
夏をつかまえてびんに詰めたのがこのお酒だ。
The words were summer on the tongue.
It is summer caught and stoppered

(本の舞台である1928年のアメリカ/イリノイ州 グリーンタウンでは、たんぽぽは夏に咲くと設定されています)

このお酒を本当に飲めたら…というのが、10代の頃からの密かな夢。
それを今回サッポロビールさんが叶えてくれることになりました!

タイムマシンのように、ダグラス少年(作者ブラッドベリ本人)の夏を感じることが出来るかもしれないお酒。
何百ものたんぽぽの花を圧搾し、きれいな雨水を加えて醸すお酒。

本の記述通りにたんぽぽを搾って雨水を加え、ケチャップの空き瓶に詰めて醸造してみたかったけれど…現実には難しい。そこで今回は、たんぽぽの葉っぱ・根っこ・花、黄金色にするためのサフラン・紅花・梔子、風味を出す為のハーブ等、たくさんの材料を検討し、出来上がったのがこのビール。

特にこだわったのは「黄金色」
特別キラキラした美しい色にしたくて、ブリュワー蛸井さんに無理をお願いしました。

ここで黄金色が表すイメージは「かけがえのない楽しさ」
本の中の貴重な夏の経験を表すには、この色がとても大切。
弾けるパワーに溢れた黄金色が伝えるメッセージを届けたいと思います。

「たんぽぽのお酒」を読んだことがない人にも、子供から大人になる特別な夏が脳裏に甦る特別なビールに仕上がっていると思います。
更に今回は本の中にでてくる『木曜特別料理』もご用意する予定です。

『たんぽぽのお酒』の魔法をかけます。真冬に味わう夏の思い出をお楽しみに!

企画者プロフィール

TAMAE (colorist)

美学美術史専攻/色彩学講師。
現在は会社員の傍ら、色彩と文様をライフワークとして研究中(色彩検定協会1級色彩コーディネーター/東京商工会議所1級カラーコーディネーター)
ビールをこよなく愛しているので、夢のお酒が飲めて本当に幸せです!

ブリュワーコメント

蛸井 潔

子供の頃から、黄色い菊の花はおひたしで食べていました。ちょっと苦くて大人の味? 「たんぽぽのお酒」ならぬ「キクのおひたし」(笑)? さてさて、同じキク科でも、たんぽぽの花は食用としては(なくもないですが)手に入れにくいようです。ということで、ハーブティー素材のたんぽぽの根を使いつつ、花をイメージさせる色、風味は他のハーブ類で工夫してみました。はたして、ブラッドベリの世界観を表現できているのか? お試しください。

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