ビアストーリー講座
YAMAPとの共創ビール第2弾！流域地図から生まれた、自然を味わうビール「山と流域のビール」が誕生するまで

「こんなビール、できたらいいな。」皆さまのアイデアからビールをつくるガレージ。HOPPIN' GARAGEです。
今回、「おつかれ山ビール」でおなじみの「YAMAP（ヤマップ）」さんと人と自然のつながりを テーマにしたビールを
一緒につくりました！その名も「山と流域のビール」

しっかりしたホップの風味を楽しめるW-IPL（インディア・ペール・ラガービ－ル）でスッキリとした飲み口に
仕上がっています。

製造量は7,000本の限定品！こちらの記事では、「山と流域のビール」が誕生するまでの
ストーリーをご紹介します。

自然を味わうビール「山と流域のビール」が誕生するまで

おつかれ山ビールは、過去2度発売しており、いずれも早期に完売した大人気ビール。
最初に発売されたのは、2020年6月。世の中は、コロナ渦だっとこともあり、「みんなでおうちキャンプ」
というオンラインイベントを開催。

様々なアウトドアの拠点を結ぶ異色のオンラインイベントが大盛況だったこともあり、
早々に完売し、同年10月に再発売することになりました。

「『おつかれ山ビール』とはまた一味違った方向性を打ち出したかったんです。」と語るのは、
YAMAPの千田PRマネージャー。

YAMAPが今年の5月にリリースした「流域地図」がきっかけになったと言います。

早速、千田さんに今回のビールづくりのお話を聞いてみました！

－千田さん！『おつかれ山ビール』に続く共創ビールですね！「山と流域のビール」という名前には どんな思いが込められているのでしょうか？

「食の安全に対する関心が高まり生産地を見える化する動きが引き続き活発ですよね。
私たちが口にするものが、どこでどのように育てられているのか。

この「ルーツをたどる」行動の背景には、日々の暮らしに関わることをもっと理解したいという 思いがあるのではないでしょうか。

そんなことを考えていたとき、流域地図を公開する流れがあり、今回（共創第2弾）のお誘いを頂いた流れが
あったんです。」

－流れが重なったんですね！

「はい。合流しました。今回、醸造を担ってくださった暁ブルワリーさんは、活火山・岩手山の湧き水
（日本名水百選「金沢清水」）の使用や地熱発電を活用したビール製造を手掛けられ
『人に自然にやさしく』と言うコンセプトを掲げながら環境負荷の少ない循環型ブルワリーを目指していることなど、
考え方で重なる部分が多くありました。

そのおかげで『八幡平のダイナミックな自然・流域に育まれたビール』 と言う方針もスムーズに決まりました。」

オーガニック麦芽と湧きあがる鉱泉水を使い八幡平の地熱発電のエネルギーを活かして醸造

－自然な流れで進められたんですね！結果としてどんな味わいに仕上がったんでしょうか？

「缶の前面にある『W-IPL』は通常のインディアペールラガーよりもさらにホップを贅沢に使用したビールを指します。
大自然の恵みを凝縮したような力強い風味がありながらも、ラガー酵母ならではのキレのある後味が残ります！」

「初めて口にした時、豊かな風味がダイナミックに広がり、川の流れのように駆け巡った感覚がありました。
後味の余韻も長く、とても印象的だったことを覚えています。」

－まさに流域ですね（笑）私はモスグリーンや草木をイメージしました！

－この「山と流域のビール」、どんな方に楽しんで欲しいですか？

「苦味が少なく、やさしい飲み心地が特長だった『おつかれ山ビール』と飲み比べて頂くと、
その違いを楽しんで頂けると思います。空間も時間も『遠い何か』に思いを馳せるのをビールは手助けしてくれますよね。
山や自然に親しい方はもちろん、飲みながら想起した風景や思い出、日々の暮らしに思いを馳せる
きっかけにしていただけたら嬉しいですね。」

最後に

千田さんが語ってくれた『大自然の恵みを凝縮したような力強い風味とラガー酵母ならではのキレのある後味』が楽しめる山と流域のビール。 皆さんの心に残る自然の風景や思い出に思いを馳せ、ゆっくり『山と流域のビール』の 時間を楽しんでみませんか？

暁ブルワリー

山と流域のビール

2,035円〜(税込・送料込み)

豊かな香りとキレ

ホップの風味・味わいがしっかりしていながら、スッキリと飲めるラガースタイル。八幡平の美しい山々と清らかな流域をイメージし、周辺の流域マップをモチーフにしたシンプルで印象的なデザインが特長。山や登山がお好きな方、自然を守る意識のある方々に是非お試し頂きたいビールです。

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